スイス、ジュネーブ2021年8月4日 –新しい査読付き論文で公開された研究では、再発性尿路感染症（UTIs）に苦しむ何百万人という男女のために天然物摂取という（新たな）選択肢を示しました。オープンパイロット試験で天然の超抗酸化物質であるピクノジェノール®（フランス海岸松樹皮エキス）が尿路感染症の発症数を減らし、感染や症状のない患者数を増加させること、尿路感染症患者の酸化ストレスを減らすことに有効であることが分かりました。さらに、研究者は毎日ピクノジェノールを摂取することによって間質性膀胱炎（IC）患者の発症数と酸化ストレスを減らすことを示しました。
再発性尿路感染症は、過去1年で3回の細菌感染症発症又は過去6カ月で2回の発症と定義されます。世界中の約50％の女性が生涯に少なくとも1回の尿路感染症にかかり、25－30％の女性は少なくとも1回の再発性尿路感染症を患っています。男性1のおよそ12％が生涯で尿路感染症を経験します。尿路感染症は毎年最大1000万人が医療専門家のもとを訪れます2。UTI同様ICも痛みを伴い、しばしば慢性の膀胱障害であり通常深刻な感覚性下部尿路症状と骨盤痛を示しますが、成人女性の3－6％は尿検査で細菌の発生が見られないと推定されています。
「再発性尿路感染症を患っている患者は骨盤部分に痛みや灼熱感、痒みを伴う重度な症状を経験することが多く、常にトイレに行く必要があります」とNYU Langone Preston Robert Tisch Center for Men’s Healthの医長であり、セクシャルヘルスの第一人者であるDr. Steven Lammは述べます。
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicineで発表された試験には35歳から41歳の64人の参加者が含まれています。試験グループは過去1年間で少なくとも3回の尿路感染症を報告した患者、過去6カ月間に少なくとも2回の尿路感染症を報告した患者又は尿検査で細菌の発生することがない間質性膀胱炎などの尿路感染症を報告した患者から構成されました。
この試験では対照群、ピクノジェノール®群、クランベリー群の3つのグループに分けられました。各グループは60日間試験し、その後標準的な管理下で過ごしました。対照群は正確な衛生状態、膀胱ケアの改善、カフェインや香辛料、アルコールの過剰摂取を避け、十分な水分補給と軽度の運動からなる標準的な管理活動を行いました。ピクノジェノール®群は1日150㎎のピクノジェノール®を摂取し、クランベリー群は乾燥クランベリー抽出物を1日400㎎（200mgのカプセルを2回；19㎎のプロアントシアニジン）摂取しました。
ピクノジェノール®150㎎を毎日経口摂取した60日後の結果は以下の通りです。
・尿路感染症と間質性膀胱炎の症例数が62％軽減（クランベリー45％減、対照29％減）
・100％の参加者が感染なしの尿（クランベリー35％、対照36％の参加者、試験開始時は40
－50％の参加者が感染なしの尿）
・91％の参加者が無症状（クランベリー80％、対照82％）
・酸化ストレスが11％減少（クランベリー4％減少、対照2％減少）
この試験でクランベリーや標準的管理の効果と比較して、尿路感染症や間質性膀胱炎の減少におけるピクノジェノール®の影響は、ピクノジェノール®の高い抗酸化や抗炎症効果を実証した以前の研究を裏付けています。
ピクノジェノール®に関する臨床研究および追加情報はwww.pycnogenol.comをご覧下さい。ピクノジェノール®は世界中の1,000以上の栄養補助食品や健康食品で使用されています。
ピクノジェノール®について
ピクノジェノール®（Pycnogenol®；ホーファーリサーチ社；スイス）は、フランス南西部の海岸松の樹皮から由来された天然エキスです。特許化された抽出方法でプロシアニジン類や有機酸類を含む特殊なフラボノイド類が豊富に濃縮され、身体に有益な様々な効果が確認されています。40年以上にわたって世界中で研究され、安全性と有効性を証明する450以上の研究が発表されています。また、世界中で1000以上の健康食品・機能性食品や飲料または化粧品にも使用されています。詳しくはwww.pycnogenol.com。